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夏の関東を彩る花火大会は、北は群馬・栃木から南は神奈川まで、エリアも規模もバラエティ豊かに揃っています。7月下旬の真岡・葛飾からはじまり、8月の足利・江戸川区・前橋といった定番の大会を経て、9月の常総・境町・相模原まで—2026年は実に3ヶ月にわたって関東の夜空が花火で彩られます。
今回は規模・アクセス・穴場スポットを軸に、2026年注目の10大会を厳選しました。三尺玉2発が上がる古河や、5秒で1,000発を打ち上げる江戸川区など、それぞれに「ここだけ」の見せ場があります。混雑を避けたい人のための穴場情報と、アクセス早見表もあわせてまとめたので、今夏の計画にぜひ役立てください。

北関東を代表するスケールの大きな花火大会。田園の広がる五行川河川敷から大輪の花火が次々と打ち上がり、視界を遮るものがないため、どこから眺めても迫力満点です。夏祭りとのセット開催で、屋台や地元グルメも充実しています。
穴場スポット:五行川の上流側・下流側どちらの堤防からも観覧可能。橋より上流の土手は比較的空いており、打上げ場所に近い角度で楽しめます。

1909年創始、実に110回の歴史を持つ北関東最大級の花火大会。渡良瀬川の広大な河川敷から約2万発が打ち上がり、水面に映る花火のリフレクションが幻想的です。仕掛け花火や空いっぱいに広がる連続打ち上げなど演出も多彩で、頭上に広がる大輪の花火が夏の夜を華やかに彩ります。
穴場スポット:対岸の群馬県太田市側(渡良瀬橋の北詰周辺)から眺めると、正面から花火を見上げる格好になり、混雑も比較的少ないです。

田川河川敷を会場に宇都宮の夏を彩る花火大会。尺玉など多彩な花火が打ち上がり、アクセスの良さから家族連れにも人気が高いです。人の想いが一つになって生まれる感動を、ぜひ現地で体感してみてください。
穴場スポット:会場南側の河川敷は人が分散しやすく、ゆったりとシートを敷いて楽しめるエリアとして知られています。

利根川河畔を舞台に、800mの打上げ幅を誇る大迫力の連続花火や、前橋名物の「笛の音が鳴る花火」が夜空を彩ります。群馬県を代表する花火大会で、毎年多くの来場者でにぎわう。全席有料・事前予約制なので早めのチケット購入が必須。
穴場スポット:有料観覧エリア外でも、利根川の対岸・敷島公園側の堤防から無料で観覧できます。

江戸川区との境を流れる江戸川河川敷で開催。平日開催のため混雑が比較的少なく、都内でもゆったり楽しめる大会として根強い人気を誇ります。今年は節目の第60回という記念大会です。
穴場スポット:柴又帝釈天から堤防沿いに南下したエリアは人が分散しやすく、レジャーシートを敷いてゆっくり観覧できます。帰りは柴又駅ではなく青砥駅方面に歩くと混雑を回避しやすいです。

1976年から続く首都圏有数の大規模花火大会。千葉県市川市と江戸川を挟んで同時開催するため、対岸の花火との掛け合いが圧巻です。担当は江戸時代から続く老舗・宗家花火鍵屋で、オープニングの5秒間で1,000発を一気に打ち上げる演出は大会の代名詞と言われ、2026年は第51回として「次の100回に向けた新スタート」をテーマに、歌詞とリズムに合わせたミュージック花火を軸とした7つのプログラムが展開されます。
穴場スポット:篠崎公園の北側エリアと篠崎ポニーランド周辺は、正面から花火を見られるうえ比較的ゆとりがあります。千葉側から観覧したい場合は、市川市の大洲防災公園が穴場として知られています。混雑ピークは終演後(20:20〜)のため、終了前に少し早めに退場すると帰りがスムーズです。

渡良瀬川河川敷の古河ゴルフリンクスを会場に開催。三尺玉2発の打ち上げが最大の目玉で、直径90cmの巨大な花火玉が上空で直径600〜650mに広がる圧倒的なスケールは、他の大会では味わえない迫力です。業界最高峰と名高い野村花火工業を招いた充実のプログラム、会場の特徴を活かした特大ワイドスターマインも見どころです。フィナーレに向けて田熊火工による千輪花火が夜空を埋め尽くし、最後の三尺玉で締めくくるまで目が離せない。
穴場スポット:有料席エリアに近いほど良席だが、当日早朝でも埋まっているほどの人気ぶりです。また、古河駅から会場と反対方向に伸びる十間道路沿いは、建物の間から花火を見られる穴場スポットとして知られています。

鬼怒川の清流を舞台に、夏から秋への移り変わる時期に開催されるのが特徴。季節感のある涼しい夜風のなかで楽しめる、関東の「秋はじまりの花火」として注目度が上がっています。
穴場スポット:鬼怒川の対岸から眺めると打上げ場所に正対できます。9月開催で夏の大型大会より来場者が少ない分、場所取りのプレッシャーが少ないのも魅力です。

日没後の利根川に映える1万発以上の花火が、秋の夜空を彩ります。茨城・境町と千葉・野田市の二県合同開催のため、川の両岸それぞれから花火を楽しめるユニークな大会。
穴場スポット:千葉側・野田市の江川堤防沿いは茨城側会場に比べて混雑が少なく、対岸から打上げを正面に見られる穴場スポットとして人気が高いです。

1951年に水郷田名の復興を願ってはじまり、現在は神奈川県内有数の規模を誇る相模原市の夏の風物詩。相模川高田橋上流の河川敷を会場に、空中ナイアガラや連発花火、音楽花火など約8,000発が次々と打ち上がります。フィナーレの百花繚乱は圧巻の一言で、多くの露店が並ぶ会場の祭り気分とともに楽しめます。9月上旬開催のため残暑が和らぎはじめた頃に楽しめるのも魅力で、真夏のピークを避けて花火を楽しみたい人におすすめです。
穴場スポット:橋より下流側の土手は比較的人が分散しやすく、レジャーシートを広げてゆっくり楽しめます。帰りは会場周辺バス停が混雑するため、1〜2停留所分歩いてから乗車すると待ち時間を大幅に短縮できます。

2026年の関東花火大会は、真夏の混雑ピークを外した9月開催や、平日開催で比較的ゆったり楽しめる葛飾など、スタイルに合わせて選べられます。
チケット・有料席の事前予約が必要な大会(前橋・江戸川区)はすでに販売中のものもあるため、気になる大会は公式サイトをまず確認をしてみてください。真岡市からカウントダウンがはじまる今年の夏、関東の花火で忘れられない夜をつくってみるのはいかがでしょうか。